☆ワクチン接種について☆
2024/09/12
こんにちは!
スタッフの小川です♪
季節も秋になり、少し涼しい時間もでてきましたね🌸
今年は特に暑い期間が長かったので、はやく冬が来てほしい気持ちでいっぱいです⛄
真夏に比べると外出しやすいので外に出かける機会も増えてきますねV('Д')V
お出かけの機会が増えるのは嬉しいですが感染症のリスクも気になります。
今回はそんな感染症を予防してくれるワンちゃんネコちゃんのワクチン接種についてご紹介していきたいと思います。
~ワクチン接種の頻度~
まずワクチンはどれくらいの頻度で接種した方がいいのかをご説明したいと思います。
基本的にワクチンでできた免疫の持続期間は約1年になります。
ただ、初めて接種する場合は1回では確実に免疫ができないことがあります。そのため約1か月後に2回目の接種をおすすめします。
また接種したあと免疫ができるまで少し時間がかかるので、2~3週間程は念のため他のワンちゃんやネコちゃんに近づけないようにしましょう🐶💛🐱
~子犬・子猫の場合~
次に子犬・子猫のワクチン接種についてです。
赤ちゃんの場合、病気にもよりますが生まれて間もないころは母親からもらった免疫が体内にあるとされています。この免疫を持っている間は病気にかからない利点がありますが、その期間はワクチン接種をしても効果が得られないと考えられます。
その為、母親ゆずりの免疫がなくなる頃を待ってのワクチン接種が望ましいです。しかしその時期はその子によって個体差があるのと、1回では免疫が確実ではない場合がありますので生後2か月経ってから1回目のワクチン接種をし、免疫を確実なものにする為1か月後に2回目のワクチン接種をおすすめします。
また、1回目のワクチンを生後2か月未満に接種している場合はそれぞれ1か月の間を空けてトータル3回の接種が理想的です。(次の年からは1年に1度)
~予防できる病気の種類~
ワクチン接種によって予防できる病気の種類についてご紹介します。
ワンちゃんの場合
6種混合ワクチン
・犬ジステンパー
・犬伝染性肝炎
・犬パラインフルエンザウイルス感染症
・アデノウイルス(2型)感染症
・犬パルボウイルス感染症
・犬コロナウイルス
8種混合ワクチン
・犬ジステンパー
・犬伝染性肝炎
・犬パラインフルエンザウイルス感染症
・犬アデノウイルス(2型)感染症
・犬パルボウイルス感染症
・犬コロナウイルス
・犬レプトスピラ感染症(カニコーラ)
・犬レプトスピラ感染症(イクテロヘモラジー)
ネコちゃんの場合
4種混合ワクチン
・猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)
・猫カリシウイルス感染症(FCVI)
・猫汎白血球減少症(パルボウイルス症)(FPL)
・猫白血病ウイルス感染症(FeLV)
風邪に似た症状から始まる病気もあれば、しつこい下痢を起こしたり、人にも感染する可能性のある病気や(レプトスピラ病など)重症化すると命にかかわる病気もあります。
また感染力が高いウイルスもあるのでワクチン接種によって病気を防いだり、症状を抑えるというのはとても大きいと思います。
~ワクチン接種後の注意~
次にワクチン接種後に注意したい点についてです。
ワクチン接種後はできるだけ安静に過ごすことが大切です。
難しい場合もありと思いますが、なるべくゆっくり過ごすことが理想的です。
また接種直後のシャンプーなども控え、日にちが変わってから体調をみてから行うといいと思います。
また、元気や食欲がない場合には1度病院を受診することをおすすめします🏥
~最後に~
今回はワクチン接種についてご紹介しました💉💦
散歩などで外に行く機会が多いワンちゃんはもちろん、ネコちゃんもお外へ行く子や万が一脱走してしまった時に野良猫ちゃんから感染していまうことなどに備えて打っておくことがベストです。
また体質的にワクチン接種に不安がある場合は、副反応止めの注射を一緒に打ったり、抗体価検査をするこたともできます。この検査は前回接種したワクチンの抗体がまだ体内に残っているかを調べることのできる検査です。結果により基準値を満たしていれば検査した項目については抗体が残っているということになります。この検査は採血した後外部に委託して行うため検査結果は後日お伝えになります。
今回は、ワクチン接種についてご紹介してみました!
アレルギーなどは大丈夫かな?など…
心配があれば是非、お気軽にご相談ください🌝
どうしても不安だな、という場合には接種後なにかあってもすぐに受診が出来るように午前中のはやい時間に接種していただくのも1つだと思います。
毎年は接種してないな、という方も是非ご検討いただければと思います。