診療時間
診療時間や休診日についてお知らせしています
お気を付けてご来院ください
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
am9:00-12:00 | 休診 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
am15:00-19:30 | 休診 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 休診 |
お知らせ
大切なペットたちのストレスレスな通院のために、木更津市きよかわ動物病院より
診療項目
ご案内可能な診療項目について
- 一般内科
- 外科
- 歯科
- 眼科
- 予防接種
- 循環器科
- トリミング
- ペットホテル
よくあるご相談
よくあるご相談内容について
フィラリア予防、ノミ・マダニ予防、避妊・去勢、デンタルケア、体重管理、歯周炎、異物の誤飲、
耳の病気、乳腺腫瘍、子宮蓄膿症、慢性腎不全、椎間板ヘルニア、アレルギー性皮膚炎、肝酵素値上昇
当院の強み
木更津市きよかわ動物病院のこだわり
院長プロフィール
院長ご挨拶
2014年10月に開院いたしました、きよかわ動物病院の構想は、身近なことから重大な疾病まで動物の健康に関連することならすべて積極的に取り組む姿勢を大切にするということです。
例えば、オーガニックフードの取り扱いや、美容、予防、検診、外科手術にいたるまで、経験談を交えた懇切丁寧な説明をさせていただいた上で、一つの価値観に固執することなく、常々最新の知識を取り入れ、同じ診断名であったとしても内服薬の味から投与法にいたるまで個々の動物の性格、体質、習性に合わせた治療プランをご提案いたします。
また、近隣の動物病院や、高度医療センター、ペット関連の業種の方々との連携やスタッフの育成をはじめとした院内環境の充実などに対しても高い意識をもち、
皆様の大切な家族であるペットの医療を提供させていただきたいと思っております。
診察について
「こんな病院あったらいいな」飼い主様の心に応えます
ワンちゃんネコちゃんの健康を多角的にサポート
設備
設備についてご案内します。
お客様の声
お客様の声をご紹介します。
症例紹介
動物たちの健康と命を守れるよう重要ポイントを院長から
熟練の獣医師が的を絞りわかりやすく解説します
お役立ちコラム
動物の健康維持のために必要なお役立ち情報を更新中です
犬や猫と安心して暮らせるように正しい知識を~木更津市きよかわ動物病院より~
アクセス
木更津市きよかわ動物病院へのアクセス
去勢手術について
去勢手術について、ご紹介します。
去勢手術のメリット(女の子の場合)
・病気の予防(乳腺腫瘍、子宮蓄膿症、卵巣腫瘍) ・発情期のストレスの軽減 ・交尾による感染症(主として猫白血病、猫エイズ)を防ぐ。 ・発情中の夜泣きを防ぐ(猫) ・陰部からの出血の管理を省ける。
去勢手術のメリット(男の子の場合)
・発情中のストレスをなくす。 ・喧嘩や交尾による感染症を防ぐ。(猫) ・尿スプレー、尿マーキングの減少 ・望まれない妊娠を防ぐ ・病気の予防(前立腺肥大、精巣腫瘍、肛門周囲腺腫)。
避妊、去勢手術のデメリット
・全身麻酔 太りやすくなる
解説
去勢手術により予防できる病気で特に発生率が高いのが乳腺腫瘍であり、メス犬に発生する腫瘍の50%が乳腺腫瘍であり、その腫瘍の内の半分は悪性腫瘍です。これを50%ルールといいます。
一方で猫に関しては乳腺腫瘍の約85%が悪性腫瘍であると言われます。
犬では四回目の発情がくるまでに去勢手術をすると乳腺腫瘍の予防効果がありますが、予防率は1回目発情以前、2回目発情以前、2回目発情以降で、乳腺腫瘍発生率はそれぞれ、0.05%、8%、26%となり、手術の時期が遅いほど腫瘍発生のリスクが増加します。
猫においても、24ヶ月齢以上では去勢手術による乳腺腫瘍の予防効果はないとされますので、可能である限り早期の去勢手術をおすすめします。
乳腺腫瘍が発生してしまった場合、すでに肺に転移が認められた状態では多くの場合、腫瘍摘出手術を実施しても予後(病気の経過)に変化がないため、ほとんどの場合は手術適応外となってしまいます。
よって乳腺部位にしこりが確認される場合には様子をみたりせずに早い段階で病院への受診をおすすめしています。
また猫では腫瘍の悪性度が高いため、腫瘍摘出手術が適応される場合、手術の方法も犬と違いがでてきますので注意が必要です。
子宮蓄膿症に関しては、細菌が子宮内で増えて膿がたまってしまう病気ですがおうちの方が病気に気づく場合は、陰部から流れ出る膿を確認することによって病気に気づきますが、なかには膿が流れ出るたびに自分できれいになめとってしまい、ご家族の方が気づけない場合や、体外に膿が出ない場合もあり、発見が遅れることがあります。
たいていが高齢になってから発症し、しかも具合がすでに悪いわけですから、手術時の麻酔のリスクも若い子の去勢手術にくらべて上がると思われます。
この病気でこわいのは、細菌のつくる毒素が血流にのって、内臓や神経にわるさすることで最悪の場合は命にかかわるこわい病気です。
手術が適応される病状で、手術後であっても、この毒素に対するケアが非常に重要です。このような重大な病気も去勢手術により予防できるわけです。
会陰ヘルニアは骨盤のすきまの筋肉がうすくなり、その隙間から内臓が皮膚のしたに出てきてしまう病気です。進行して、手術が必要となった場合、筋肉の状態によっては、手術時間が非常に長くなる場合もあります。主な症状は排便、排尿障害であり、便の状態によっては排便のときひどい痛みがでて、便が出ないので激しく吐く場合もあります。よって予防を意識した去勢手術は非常に重要といえます。
次にデメリットの太りやすくなるということに関してですが、去勢手術を実施すると生殖に関するエネルギーの消費(体の代謝や運動量)が落ちるため、去勢手術後も同じように食べていると太ってしまうということになりますが、いままで見てきた限りでは必ず太るというものではなくかなりの個体差あるようです。
また体重の増加が認められた場合であっても適切な種類のごはんに変えたり、適度な運動をとりいれることにより十分に対応できると考えております。
また、よく飼い主さんから、「手術後は痛がらないの?」といわれますが、私がみてきた限りでは性格にもよるのですが、気にしない子は終わったその日にしっぽを振り、お散歩を催促する子もいます。少し元気がなくなる場合でも長くて2~3日あればたいていは元通りの元気な姿をみせてくれるものです。(もちろん鎮痛処置もしっかりします。)